議論2

自分らしいスタイルを追い求める際、他人のスタイルを拒否することは止めたほうが良い。

ある芸術家が、完璧な作品、明確な総合体を作り上げるために、様々なスタイルや異なる分野をマスターしようと苦難している。

このプロセスは新しい技術の習得と同じであり、自身の能力や技術向上に貢献している。

具体的なメッセージを伝えるために的確な言葉を選ぶ作業と同じである。

作品2では絵画とテキストは関連性がないように見え、今までの議論で主張してきた基本的な考え方にそぐわないテキストであるように見える。しかし、この作品は一人の芸術家が様々なスタイルを使いこなすことができると主張していることに目を向けていただきたい。

一方的なメッセージに対する批判が、私に抽象的な要素のみを使ってこの作品を発展させ、作品1に見られるような象徴的なモチーフは省くことができた。

つまり、様々な言葉を使い分けることに視点を置いた場合、各言葉が最も自然な形で表されるべきなのである。

同作品の詳細は次のテキストをご参照ください。